ここに、どこにでも居るごく普通の二人の冒険者が居た。 一人は瓶底めがねを掛けた純朴そうなアルケミストの青年。 そしてもう一人は凛とした目が涼やかなクルセイダーの青年だった。 このごく普通の二人は、 ごく普通に出会い(同じギルドに所属) ごく普通の付き合いをし(ただのギルメン) ごく普通の交友関係を築いているように見えた。 しかし、このごく普通の二人は ある時期を経て世間と微妙にかけ離れ始めていたのだ。 なんとこの二人、互いに相手に片思いをしてしまったのである ECO さて、このアルケミ君とクルセ君。 まずはこのふたりが互いに思いあうようになった切っ掛けをお話しよう。それはアルケミ君がギルドに入った時、ギルメン総出でお祝い青箱ゲッツツアーに行った時の事だった。 アルケミ君はいつも研究に勤しんでいるので戦闘があまり得意ではなかった。 しかし素早さはあるのでひらひらと結構避けるのだが、筋力が無いので敵に囲まれたらあっという間にぽっくり逝く貧弱アルケミストだった。 「あの時も何度か瀕死になったのを見て、彼が献身を掛けて助けてくれたんだよなぁ…。戦闘中も迷惑しか掛けなかった僕の事を最後まで気に掛けてくれて…。でも!!一番の決め手はなんと言ってもあの顔と体!!!奇跡の黄金比率!!!ああ、今度ぜひじっくり全身を拝ませて欲しい…」 ……職業柄、完璧なるものに弱いアルケミ君だった。多少マッドな所があるのも否めないが、一応それでも恋である。 一方クルセ君はというと、彼は外見からはあまり想像もつかないようだが実は大の可愛いもの好きだった。その点、アルケミ君はメガヒットだった様で。 「紺の髪に瓶底メガネがよく似合う童顔のほえほえした顔。何より三歩歩けば何も無い所でつまずくドジっぷり。青箱ゲッツツアーでは彼がひょいひょい敵の前に行ってしまうのであまりに危なかしくて目が離せなかったんだが、青箱が出なくて皆が意気消沈していた時に励ましてくれたあの優しい笑顔もまたよかった…」 歩くたびにひらひらと揺れるケープ姿も愛らしく、思わずギュウっとしたくなるほどの可愛さはそれまでお気に入りだったポリン人形もかすむほどだったと言う。 幸い二人共世間の常識というものをそれなりに持っていたので、当初相手が男だという事にそれなりに思い悩んだようだった。 しかし楽天家という事に関しても共通していたので一瞬だけ考えて、「まぁ、いいか」と一言。 あとは前向きに相手へのアタック方法を考える事にしたのだった。 しかし、ここで問題があった。 なんと二人とも異常なほど奥手だったのである。 そんな状態での片思いでは、当然告白など出来るはずも無い。 クルセ君はとりあえず毎日アルケミ君に差し入れをした。 同じギルドに居ても殆ど部屋に篭っているアルケミ君に会うためには何か口実が必要で、「偶然花を貰った」「たまたま落とした」と言ってはアルケミ君に持ってきていた。 口説くためというよりは、毎日顔を見るだけでという感じだったが、本人は結構満足そうだった。 さすが聖騎士の称号を持ってるだけあって自律精神が高いらしい。 一方アルケミ君は、一生継続する惚れ薬の開発に勤しんだ。 ……(間)……さすが、研究熱心な錬金術師やってるだけある。 人造人間(ホムンクルス)作ろうとしてる職に就いてるだけあってまともそうに見えてもどこか世間からずれていた。 今日もクルセ君はお土産のべと液を持っていそいそとアルケミ君の部屋のドアを叩いた。すぐに返事が返ってきたので、扉を開ける。 同じ家にギルドぐるみで住んでいるので、アルケミ君の部屋はクルセ君のと同じ作りをしているはずなのだがそうは見えない。研究室と言っても過言ではない程、そこは研究道具で溢れかえっていた。 しかも床も壁一杯に作られた本棚から溢れた本で埋まり、人の足場しかない。 ギルマスから掃除しろと毎日言われているにもかかわらず、この調子だ。そのうち重さに耐え切れず床が抜けるかもしれないというのが、目下この家に住む者が一様に抱えている悩みの一つだった。 隅の方にあるソファーが唯一の家具で、毛布が掛かってる所を見るとそこが寝床なのだろう。 クルセ君は寝心地の悪そうなそれを見るたびに胸を痛めていた。 しかし、だから俺の部屋で寝るか?などと言えるほどクルセ君は図太い神経はしていない。むしろそれくらい言える様だったらこの二人はとっくにくっ付いている事だろう。 相手が自分を友人としか思っていなくとも、自分は違う。 「年頃の若い二人に何か間違いがあってはいけないからな」 そう己に言い聞かせているクルセ君だった。 ……あんたはどこのオヤジだ? いや失礼。 そんな部屋の中には色鮮やかに咲いている花々が、ビーカーに生けられてあちこちに飾られていた。中には寿命を終えて枯れているものもあれば、すでに黒く違う物体になっているものまである。 サルや狸やスポアのかわいらしいぬいぐるみもあちこちに見えた。 無骨な輝きを放つ研究道具や試験管、訳の分からない器具や薬品、傾いて微妙な角度で積みあがっている本の隙間に挟まるように置いてあるメルヘンチックなそれらは、第三者に異様空間のような印象を与えていた。 実はこの研究室にある花やらぬいぐるみやらは、皆このクルセ君からの贈り物だったりする。 一方アルケミ君も大好きな人からの贈り物を捨てる事など考えもつかない。花は枯れても貰った時のまま置いてあった。 その結果この研究室が異界と化してしまったのである。もちろんそれをおかしいと思う程この二人は細やかな神経など持っていない。 クルセ君は入り口でもう一度アルケミ君の名前を呼んだ。 以前この研究室にごつい鎧を着たまま入ってしまい、肩当てに引っ掛けた本が雪崩を起こし半数の機材を使用不能にしてしまった事があった。その時アルケミ君に涙ぐまれてしまってからクルセ君はこの部屋に絶対入ろうとしなかったのである。 「あ、こ、こんにちは」 呼ばれてすぐアルケミ君は研究道具の陰から顔を出した。ずり落ちるめがねを直しながらクルセ君を見て、嬉しそうに顔がほころばせた。 慣れたものでかろうじて見える床を器用に跳ぶように踏んでクルセ君の所までやって来る。 そのケープを揺らしている姿がとてもかわいらしいとクルセ君は心底思った。 (駄目だ。抱き締めたくて仕方ない………主よ、これは新たな試練でしょうか…。どうか私を悪よりお守りください) しかし顔には出なかった。 「今、大丈夫なのか?」 「うん、ちょっと計算してただけだから。どうかした?」 (うわぁ、うわぁ。こんな近くまで来ちゃったよ。相変わらず綺麗な左右対象の顔してるなぁ…。定規を持って計りたい…) だが幸いな事に顔には出なかった。 「べと液が必要だと聞いたから。まだいるなら取ってくるが」 そう言って、結構大きな瓶に入った大量のべと液をアルケミ君に渡した。 「こんなに!?あ、ありがとう。これだけあれば十分だよ。でもこんなに一杯…大変だったんじゃないか?」 アルケミ君は心配そうにクルセ君を見た。 「いや、そんなことは無い。元々倉庫にあった物だから」 実は嘘だったりする。 砂漠で一次職からジト目で見られつつホードと戦い、そのホードの形にあらぬ妄想と掻き立てられつつも自分とも戦って得てきた戦利品だった。しかしこうして会えるための口実になるならそのための苦労も、苦労ではない。 クルセ君はアルケミ君の顔を見るだけで元が取れるほど幸せになれるお手軽人間であった。 「…研究大変そうだな。今何を作ってるんだ?」 「え!?えーっと…」 まさか、あなたに飲ませるちょっといかがわしい薬を作ってますだなんて言えない。 しかもこのべと液もその材料の一部だと知られたら、嫌われてしまうかもしれない。 アルケミ君はちょっと顔を引きつらせたまま、黙り込んでしまった。 しかし、そのちょっとした躊躇もこのクルセ君からしてみたら『研究内容を教えてもらえるほど仲が良いわけではないものな』という解釈をするのに十分だったのである。 ちょっと落ち込んだクルセ君だったが、何でもないように「聞いて悪かった」と謝った。 「他に何か必要なものは無いか?」 「うんん、君が毎日来て差し入れしてくれるから。それなのに僕、何もお礼出来てなくてごめん」 「いや、気にするな……。ああ、窓辺の花がもう枯れていたか。明日は新しいものを持ってこよう」 明日の土産を早々に決めたクルセ君に、アルケミ君はおずおずと口を開いた。 「……一つ聞いてもいい?何故、君は毎日ここに来てくれるのかな?」 直球だがなかなかいい質問だった。 鈍い所までお揃いの二人だが、アルケミ君もここまで来てちょっと感じる所があったらしい。そりゃそうだ。毎日毎日やってきてこうしてプレゼントをくれるのだから、少しぐらい相手の気持ちを良い方向に考えてもいいだろう。 (もしかしたら…なんて、考えてもいいかな…?) ほんのり頬を染め、期待を込めて相手をうかがうように見た。 恥らうように、小首を傾げるその仕草はだがしかし、クルセ君から見たらやばいくらいに直球ストレートど真ん中だった。 愛らしい想い人からの無意識の攻撃に内心くらくらと来ていたが、だてに献身クルセはやってない。悲しい事に耐久力は人並み以上にあった。 ふと、ここで告白したらどうだろうかという考えがクルセ君の脳裏に浮かんだ。 今まで何度も足を運んでいるがアルケミ君が迷惑そうにしている所は見た事がない。いつも喜んで迎えてくれた。花もぬいぐるみも飾ってくれている。 (告白したら考えてくれるほどには好意を持たれているのではないだろうか) しかし、…本当の事を言って気持ち悪いと思われでもしたら大変だと言う思いもまたあったのである。 「……ひ、暇だから……」 ……………。 「……そ、そっか。そうだよな。うん、ごめん。変な事聞いて。気にしないで」 「いや…」 二人ではははと乾いた笑顔を浮かべた。 ((やっぱりそうだよな。そんなもんだよな)) 二人とも視線をそらして、相手に気が付かれない様に同時にため息をついた。 ちっ。この意気地なしどもが。 …いえ、失礼しました。さっきから誰かの心の声が電波に乗ってやってきている様です。 この二人。見ての通り万事が万事この調子だった。 恐ろしい事に相手に出会って片思いを始めて半年経とうしているというのに、告白一つ満足に出来ていなかったのである。 互いに並々ならぬ思いを抱えているにもかかわらず、どうしてこうも進まないのか。 それはやはり二人が奥手なだけでなく激ニブだからに他ならない。 ここまで来て今まで傍観していた運命の女神様も、ちょっと二人の手助けでもしようと動いてみる気になったらしい。 「そうだ、さっきスリムポーション作ったんだけど、良かったら貰ってくれないか?いつも貰ってばかりじゃ悪いから」 「どうせついでだったから。気にしなくていい」 「すぐ用意できるから。えー…と……うわ!」 場所を確認しようとして振り返ろうとした途端、運悪く足元の本に足を取られた。 いつもならすぐに体勢を立て直せるのに、今は手には重いべと液を持っている。 瓶を抱えて机に向かって倒れそうになったのを慌ててクルセ君が腕を伸ばして引き寄せた。 しかし勢いがつきすぎてローカに二人とも倒れてしまった。 ごつい鎧が盛大な音を立てて床を揺らした。 「たー……。ご、ごめん。大丈夫?」 「平気だが…、何だこれは」 何やら顔やら体がぬるぬるする。見れば床に転がっているべと液の瓶の蓋が開いていた。 転んだ拍子に二人ともべと液を被ってしまったようだった。 アルケミ君はメガネまで飛ばしてしまい、視力が悪い所為か目を細めていた。その髪や端正な顔に跳ねたべと液がかかっていて、それがあらぬもののように見えてクルセ君は耳まで真っ赤になった。 何よりその液の調達の為に倒したモノがモノなだけにそういった考えも仕方ないのかもしれないが、このクルセ君はどこまでも生真面目だった。 (何て事だ。あああ、神よ、この罪深き考えをしてしまった私をどうかお許しください!!!) 一方下敷きなったクルセ君の上に跨ぐ様に馬乗りになり、アルケミ君は耳まで真っ青になっていた。 (ど、どうしよう!何て事をしてしまったんだ!うわ、鎧までべと液まみれだ!) 「ごめん!と、とりあえず脱いで!!」 「はっ!!!!!??」 クルセ君、アルケミ君の言葉に吃驚仰天。しかしアルケミ君は構わずクルセ君の鎧の継ぎ目に手を入れようとした。 抵抗しようにもぬるぬるとした手ではアルケミ君の腕をしっかり掴む事が出来ない。 「えーと、これどうやって取るの!?えーと、えーと」 視力が悪いせいで必要以上に顔を近づけてくるアルケミ君にクルセ君はもう大混乱だった。躊躇しているうちにマントを肩当てごと剥ぎ取られてしまった。 「いや、ちょっとっ」 「責任取って僕が洗うから!!あ、下の服まで掛かってる!これも脱いで!!」 えいえいと力任せにクルセ君の上衣を剥ぎ取っていこうとする。今までしたことの無い大接近に加え、服を脱がされると言うこの異常事態に、クルセ君は一気に臨界点突破してしまった。 真っ赤になった顔が一転変わって真紫になったクルセ君は、この体勢に加えてアルケミ君の息が首筋に掛かってもう涙目になっていた。 (天にまします我等が父よ、願わくばこの状況をどうにかしてくださいー!!) だが無常にもベルトから上着が引き抜かれてしまったのだった。 「ちょっ…ちょっと待ったー!!!」 「遠慮しなくていいから!」 「いや、ちょっとは遠慮してくれ」 上から声がかかり、二人とも手が止まった。 上を見るとギルマスのBSが腕を組んでこめかみに青筋浮かべて立っていた。 これはやばいと二人は同時に思った。普段は結構温和なギルマスだが、切れたら深淵の騎士より恐いのだ。 ギルマスがすうっと息を吸い込んだ。 「床が抜けるから室内で激しい運動は禁止って言ってるだろう!!!さっきのマジで家が揺れたぞ!!ここを壊す気か!!?」 二人ともその怒声に目を閉じてきゅうっと肩をすくめた。 「それと……!!!お前等の仲がいいのは分かってるし、どんなプレイをしようと口出しをする気は無いが!!!やるんなら廊下じゃなくて部屋の中で静かにしなさい!!!」 「「は、はいっ」」 意味がわからない事もいわれてしまったが、ここで聞き返すのも恐い。二人ともこくこくと頷いた。 「もちろん掃除は各自の責任で!!!」 ギルマスのその声に、背後にいたアサシンが掃除用具を黙って二人に渡した。その後ろで女セージがくすくすと笑っていた。 「私勘違いしていましたわ〜。私〜てっきり逆だとばかり〜。ふふっ。これは即刻〜皆様にお知らせせねば〜」 ((逆って、何が…?)) 言うだけ言ってすっきりしたのか去って行くBSとその他二人を見送った後、ぽかんとしたまま二人は互いの顔を見た。 そして、クルセ君の上に乗ってる状態に漸く気がついたアルケミ君が慌てて退いた。 「あ、ご、ごめん!」 「こ、こっちこそ」 二人とも真っ赤になって何故だか正座で膝をつき合わせて俯いた。 「よ、鎧も服も。僕が責任もって洗うから…っ。つ、ついでだし!」 「いや、自分で洗う。手を煩わせるわけにいかない」 「でも僕の所為だし!じゃあ、洗うの手伝う!」 「いや、俺が支えられないのが悪かったんだ。君が責任を感じる事は無い。俺もまだ鍛錬が足りないな…」 「そ、そんなこと無いだろ!?僕は君ほどかっこよくて頼りがいのある人を知らないよ!?」 言った言葉にクルセ君が驚いたのを見て、アルケミ君は自分の言葉の意味に気がついて真っ赤になって俯いた。 「…そ、それは…。あ、ありがとう」 クルセ君がそう言うと、アルケミ君はますます小さくなった。 (どうしようっ。変に思わなかっただろうか。う〜こんなに近くにいられたら動けないよ…どうしよう…) (何で俺はこう気の効いた言葉を話せないんだろう…。まずい、こんなに近くにいられたら息が出来ない…) 二人とも心臓をばくばく言わせながら黙り込んでしまう。 「「………あのっ」」 二人同時にあげた声がはもった。 「え?あ、どうぞ君から」 「いやっ、君から」 「君から」 何度もそうやって譲り合ってるうちにおかしくなったのか、二人同時に噴出してしまった。そして、互いに空笑顔を浮かべた。 「……………………掃除…しようか…?」 「そ、そうだな…。そうしよう…か…」 そう言って乾いた笑いを浮かべながら掃除用具を持ち立ち上がる。ぬとぬととした液体が纏わりつくがしかたない。そして互いに背中を向けた所で二人相手に気が付かれないように同時にため息をついた。 ↓ここでアルケミ君心の声 (ああ、でも鎧つけてないところ久しぶりに見たけどやっぱり綺麗な左右対称だなぁ、ちょっとラッキーだったかも……は!僕上に乗っかっちゃったりして…っ重かっただろうなぁ…。うわぁ、どうしよう。嫌われでもしたら…っ!………そうだ!早く惚れ薬完成させよう!後もう少しなんだ!よし!今夜は徹夜だ!!) ↓同じくクルセ君の心の声 (変に慌てておかしいと思われなかっただろうか。いやそれどころか変人だと思われでもしたら、立ち直れない…。………そういえば、メガネかけていない姿も久しぶり見たな…幸運だった……いかんいかん。こんな状態では駄目だ!掃除が終ったらすぐに教会に行って懺悔してこよう!ついでに恋愛成就の祈願も……!) ぐっと握り拳を作る二人。 ふと振り返った先で視線が重なった。 「……あは。あはははははは…今日はいい天気だね…」 「……はは。ははははははは…そ、そうだな…」 ……………窓から見える空は夕焼けを超えてもうすでに暗かったのだが、二人には見えていないようだった。 周囲が思っているほど進んでない関係というのはままあれど、そこから発展する関係もまた存在するものである。 だがしかし、その噂さえも耳に入らないほど相手に惚れているこの二人の関係が、果たして噂のレベルまでたどり着くまで後どのくらいの時間が必要か。 この二人の場合、運命の女神様ですらさじを投げるのも遠い未来ではないような気がする。 …AND CONTINUE? ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 片想いアフォップルでした。 アルケミ君のケープひらひらに萌え〜♪ クルセ君のあのごつい鎧に萌え〜♪ な、どうしようもない話ですいません。お目汚しでした。 |