04/05/2004 |
a bolt from the blue...
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☆↓a bolt from the blue...4話ー6の脱退を言いに来た二人が砦の前で別れる場面での心温まる会話。(だらだらしてるから切った所)
「じゃあ、俺の分もヨロシク〜♪」 コールがそう言って消えようとしたのを襟首掴んで引き止める。 「お前…、どこに行く気だ」 「いや、砦なんて入った事無いだろ?せっかくだから見物♪」 「嘘をつけ……、アマツで枝を折ったメンバー探す気だろう」 俺が顔を近づけてそう言えば、コールは視線をそらした。 「見つけてどうする。まさか殺す気じゃないだろうな」 「ん――…?」 こいつがこうして返事をしないという事はそれだけで怪しい。 「エリックでさえ我慢したものをお前が我慢できない訳ないだろう?そうだよな?そうだな。そ・う・だ・と・言・え」 「くっ首っ首っ!!!」 ギリギリと首元を締め上げると、コールが潰されたスポアのような悲鳴をあげる。何か言いたげな仕草をするので呼吸が止まる寸前で手を離した。 「…あのさぁ、昔から言うじゃん」 コールは喉を抑えてうんうんと頷きながら、胸を張った。 「人は人、俺は俺」 「そうか。つまりそれはエリックはエリックの考えがあるように、お前にはお前の考えがあると」 「そうそう♪」 「それでもって、お前はお前の考えで今からちょっと人殺しでもやろうって言うのか。このやろう」 「首っ首は止めて。落ちる〜っ」 「おう、いっそ気絶してしまえ。帰りに拾ってやるくらいの優しさは俺にもあるからな」
■漫才風に。相変わらずカーティスさん容赦ないです。 |
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