夕日の色 ブラックスミスの唇は指よりも柔らかい。 そんな風に比較することがおかしいのだが、薄い皮膚の部分でダイレクトに伝わる感触に、胸が痛いほど高鳴った。 一度暴走ペコから助けた時に感じたことがある体温なのに、初めて抱きしめた気がした。 心臓の音が耳の奥で鳴っている気がする。 血という血が全速力で駆け巡っている。 このまま眩暈を起こして倒れるかもしれないと思うほど、心臓が痛かった。 「・・・・・・・・・・」 騎士は両腕でブラックスミスの腰と背を支えていた。 今、自分の腕の中に愛しい人が居る。そこだけ温度が違う。 もっとこの体を、熱を感じたかった。 騎士は腕の力を込めて抱きしめる。 唇同士がはがれるように離れるのを惜しみながら、薄く唇を開いて再び重ね合わせようとする。 ブラックスミスの足がわずかに浮いて、体勢が崩れた。 かすかに触れていた唇がこすれ合うようにして離れる。 「痛い」 「わっ」 慌てた騎士が腕の力を抜くのと、ブラックスミスが地面に足をつけるのと同時だった。 「・・・・・・・・・・す、すいません。俺、夢中で」 ブラックスミスが黙って一歩体を引こうとすると、騎士の腕がそれを遮った。 体に回された腕は確かな意思を持ってブラックスミスを留める。 怪訝な顔をして顔を上げれば赤い顔をした騎士が思いつめたような顔をして唇を結んでいる。 「おい、なんだこの腕は」 「もうちょっとだけ。・・・・ダメですか?」 「・・・・・・・・」 眉尻が下がって伺うように自分を見る騎士を、まるで犬のようだと思った。 一言ダメだと言えばいい。だがその表情を見たら何故か言葉が出てこなくなった。 そんな自分に余計苛立たしさが増す。 眉間に皺を寄せて、ことさら難しい顔をするブラックスミスに、騎士が今にも泣きだしそうな顔をした。 それなのに、腕はブラックスミスをしっかり抱えているのだ。縋る子供のような必死さで。 わずかにもがいても無駄だった。 「・・・・・・・・・・・・・・」 ブラックスミスは胸いっぱいに吸った息を、俯き加減にことさら大きく吐き出す。 諦めというよりは、むしろどうしてこうなったという悩みのため息に、騎士が慌てる。 「俺、本気ですからっ! 本気であんたが好きなんですっ!」 「・・・・・・・・・」 さっきまで苦渋の表情を浮かべていたブラックスミスは、とたんに面倒くさそうな顔になって舌打ちする。 騎士はびくりと肩を震わせた。 それでも表情を引き締めて口を開く。 「男同士だってわかってます。どうしてあんたみたいな変な人好きになったんだろうって思ったりしたこともありました」 「変・・・・?」 「でも、俺のために武器を作ってくれる姿を見て、一心に鉄を打つあんたを好きだと思いました。おかしいかもしれないけど、俺はずっとあんたをこうして抱きしめたかった・・・っ」 言いながらブラックスミスを抱き寄せる。ブラックスミスの腕が騎士の鎖帷子に当たって鳴った。密着する体と細かな鉄と鎧の摩擦音。 鼻先に騎士の肩当があって、鉄の匂いがした。 「・・・・・・・・・・・・・」 だからだ。 黙って抱かれてやるのは。 騎士の唇が頬を掠める。 反射のように顔を向けると、頬を赤く染めた騎士が目を細めて唇を寄せてくる。 ブラックスミスの眉間の皺が一層深くなった。 「人が黙ってれば・・・・いい気になるなっ」 腕をまわして騎士の顔を掌で受け止めた。そのまま押しのけようとしたが、騎士はブラックスミスを離さなかった。 「おかしいとわかってるなら、引けっ! せっかく知らない振りをしてやってるのに、言いやがって。この大馬鹿が。切り捨てるのが優しさだと・・・? お前がこんな馬鹿なことをするわけがないと思って事を荒立てたくなかっただけだっ! 今のことは忘れろ。お前は女を好きになれるんだから、そっちに行けっ!」 騎士は抱きしめる腕をそのままに、首と上半身だけでブラックスミスを手ごと押し戻そうとする。 そして驚いたようにブラックスミスの顔を覗き込んだ。。 「お前はって・・・・あんた、男だけの人・・・なの?」 恐ろしいことにわずかな期待がそこにはあった。 「誰がそんなことを言ったか・・・っ! 俺は・・・・・っ」 一瞬言葉に詰まった。 「・・・・・・人間を・・・・・・好きになれない欠陥品だ」 語尾に力がなくなる。 歯軋りしながら言ったのは、伝えるべき言葉ではなかった。 今こうして抱きしめられていても何も感じない体なのだと。 青髪のプリーストに言ったように、騎士にも言えばいい。 だから諦めろと。 お前が傷付くと。 「俺は、誰とも付き合う気はない」 なのに肝心の言葉が言えずに、そうやって誤魔化そうとする。 そんな自分がよくわからなかった。 何故、あのプリーストに言えた事が、この騎士には言えないのか。 何故、躊躇うのか。 何故。 ――― 何故、自分は・・・・こんな体なんだろう。 「・・・・・・・・・・っ」 体中の血の気が引いた気がした。 「・・・・・・・・・・・・」 諦めたはずのことが今更重荷のように感じるなんて。 「なんで、そんな苦しそうな顔するの」 騎士が自分の顔を抑えていたブラックスミスの腕を掴む。 「俺も半端な気持ちで好きだって言ったわけじゃないよ。腹くくって覚悟も決めた。俺、あんたがいいんだ。あんたが人間を好きになれないって言うならそれでもいいよ。でも何事も例外ってあるでしょ。俺今まで自分はノーマルだと思ってたし、今もノーマルだと思うけど・・・・あんたは例外なんだ。たぶん、それが好きって事なんだと思う」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「今じゃなくて良いよ」 騎士は真摯にブラックスミスを見つめる。 「でもいつか・・・・あんたの例外に、俺はなれない?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 騎士にしっかりと掴まれた腕が熱かった。 火のような熱じゃない。焼けた鉄のような熱でもない。 なのに、それよりも熱く感じるのは何故なのか。 「忌々しい・・・・」 「え」 表情をゆがませて唸った言葉に、騎士の顔が引きつる。 ブラックスミスは騎士を睨み上げてその腕を振り払った。 そして再び舌打ちする。 「貴様のことなんざもう知るか。ホモでも何でもなれ。この馬鹿がっ。人の気持ちも知らんでなにが例外だ。何が好きだ。感情だけで動けるのは若い証拠だと思って、柄でもなく将来を心配してやればこのザマだ。もういい・・・・っ。勝手にしろ・・・っ。もう無駄なことはせんっ。俺は自分のことだけで手一杯だ。貴様のせいで、考えたくもないことを考えるようになって・・・・・」 そこでブラックスミスは言葉を区切り、眉間に皺を寄せて目の前の男を睨みあげる。 「忌々しい・・・貴様は疫病神か・・・っ!?」 「えっ。・・・いや、そんなっ。え? なんで?」 二度も好きな人から忌々しいと言われ、疫病神扱いされて、騎士は慌てた。 一筋縄ではいかない人だとわかってはいたが、これはいったいどういうことか。 うろたえる騎士の腕からようやく脱出したブラックスミスは、短くなった髪を掴むように頭を掻く。そして背を向けた。 「帰れ。今日は疲れた。俺はもう寝る」 「まだお昼ですよ」 「寝る」 「・・・・・・・・・俺も一緒に昼寝してもいいですか?」 騎士は子供がおねだりするように言ってみた。 立ち止まったブラックスミスは振り返りながら眼光鋭く睨みあげた。 「・・・・・大人しく帰ります。・・・・・でも、あのっ」 「まだ何かあるのか」 「明日も来ていいですかっ?」 「・・・・・・・・・・・」 来るなとさっき言ったブラックスミスの言葉を気にしているのだろう。 いきなり抱きしめるわ、キスはするわ、好きと言うわ。 散々なことをしておいて、今更こちらの反応を伺うような真似は卑怯だと思う。 ブラックスミスはだからこんな面倒なことは嫌なんだと思った。 歯軋りしながら、唸る様に声を絞り出した。 「・・・・・・・剣の調子が悪ければ調整はしてやる」 「はいっ!」 さっきと同じことを言ったのに、騎士はにっこりと笑った。 だからだろうか。 ブラックスミスの脳裏に調整調整と来るだろう騎士の姿が浮かんだ。 そしてそれは間違っていなかったのである。 一週間後。ブラックスミスの工房にて。 ブラックスミスは苦虫を潰したかのような顔をして愛用の椅子に座っていた。 その横で、遊びに来た彼の師匠がニヤニヤと笑っている。 「で、毎日来てるのか。いいタマしてんな。あいつも」 「ここに寄越したのはあんたでしょう。責任とって引き取ってくださいよ」 「尻の形は悪くねぇが、俺今オンリーだしなぁ・・・」 いやぁ残念残念と言いながら、ホワイトスミスは弟子を見つつ嫌な笑いを浮かべている。 それがブラックスミスは気に食わない。 自分の斧を力いっぱい磨くブラックスミスは、背後から聞こえてくる声に尚更眉間の皺を深くした。 「あの時はすいません。お騒がせして。何時間も粘っちゃって・・・」 「いいえ。よかったですね。武器を作ってもらえて」 ブラックスミスにとっての疫病神は今、ホワイトスミスの恋人の銀髪のプリーストと談笑している。 「ここで会えて良かったー。気になってたんですよ」 何故かかしこまっている騎士に、プリーストは優しく微笑む。 さらさらとした銀の髪が揺れてまだ幼さを垣間見せる風貌を彩る。 騎士がぽーっとなっていると、プリーストの背後から腕が生えて彼を羽交い絞めにする。 「これ、俺のなんだけど」 「・・・・・・・っ」 かぁっと赤くなるプリーストを、抱えるようにして細い肩に顎を乗せたのはホワイトスミスだ。 わざわざ牽制に来たらしい。 騎士は驚いたように目を丸くしたが、次の瞬間には、ぱっと笑って身を乗り出した。 「いいですねっ! それ!」 「はぁ?」 「『これ俺のなんだけど』って、俺も言ってみたいなぁ」 憧れを子供のように言う騎士に、ホワイトスミスが噴出す。 「言えば良いだろ」 そう言ってブラックスミスの背中を指差す。 騎士は自分の顎を摘んで、うーんと唸った。 「今やったら確実に斧で顎砕かれますね」 斧を持ってなかったらやるのか。 ブラックスミスは背を向けたまま手を止めた。 そう突っ込めば、「いいんですか!?」と笑顔でこっちに来ることは明白で。 開き直ったら恐ろしいタイプだったのかと今更ながら突き放さなかったことをブラックスミスは後悔する。 毎日毎日いらない調整の為にやって来ては、好意を隠そうともしない態度で纏わりつかれるのはとても疲れるのだ。 大型犬を飼っているような錯覚に襲われるのはなぜだろう。 「お前、マジであんな製造馬鹿でいいの?」 ホワイトスミスが弟子に聞こえないように小さい声で騎士に聞く。 「俺、あの人が製造する姿好きですよ。ちょっと困るところもありますけど・・・・・」 妙に色香を纏う製造を思い出してちょっと遠くを見る。 だがすぐに、くすりと笑った。 「でもあの人、俺のこと好きなんじゃないかなぁって思うんですよ」 「お前、自意識過剰とか言われないか」 「あの人に関してはこっちが自意識過剰なくらいじゃないとダメなんじゃないかなぁって。素直じゃないでしょう、あの人」 その言葉にホワイトスミスは、ふっと口元を上げる。 でも、と騎士は続けた。 「なんか俺に隠してるみたいなのが気になるんですよねぇ・・・・。人を好きにならないとか。付き合う気はないとか。・・・・・理由があるのかなぁ・・・・」 「ああ、あいつ不感症だからな」 ぺろっと。 さらっと。 あっさりと。 ホワイトスミスが言った言葉は、一瞬で工房を静けさのどん底に落とした。 真っ青になったのはブラックスミスで、斧が地面に落ちたのも気がつかないほど動揺していた。 事情を知っているプリーストは焦りながらそんなブラックスミスと騎士を交互に見ている。 騎士とホワイトスミスは合い向かっている。 「・・・不感症・・・・?」 「いわゆる不能。セックスで感じないの」 ホワイトスミスはあっけらかんと言う。 あっけに取られていた騎士が、自分を指差しながらホワイトスミスに言った。 「・・・・・・・・・・それ・・・俺に、言って良いんですか?」 「本人に隠れて言ってるわけじゃねーからな。 お前ら付き合うんならちゃんと向き合わないといけないことだし」 「―――――っ!!!! 師匠ぅぅぅぅぅぅ―――っ!!!!!!!!!!!!」 音量で家が吹き飛ぶんじゃないかと思ったのは初めてだった。 騎士は肌びりびりと痛みを感じた気がして肩をすくめた。 「さて、帰るか」 当の本人は飄々としたもので、プリーストを自分のカートに入れて、ガラガラと家から出て行こうとする。 「あんたって人は・・・・っ!!!」 騎士に知られたくなかったことを言われて、ブラックスミスは歯噛みしながら追いかけようとする。 ホワイトスミスは玄関で立ち止まって振り返った。 ブラックスミスが追いついてから、シニカルな笑みを浮かべて身を乗り出す。 ブラックスミスの耳元で囁くように呟いた。 「お前が声荒げて怒るのも、赤い顔してるのも久々に見た」 「――――――――っ!!!!」 「どうせお前言わないままでいる気だったんだろうが。心の枷を一つ減らしてやったんだ。俺様に感謝しろ」 そしてブラックスミスの頬に、ちゅっと音を立ててキスをする。 「え」 ぎょっとしたのは騎士で。 体を起こしたホワイトスミスは腕を伸ばして、自分が切ってやった弟子の金の髪をかき混ぜる。 「俺はお前が可愛いんだよ。馬鹿弟子」 その声は、まるで親が子供に愛情を示すように優しいものだった。 驚いて目を丸くするブラックスミスに、ホワイトスミスは目を細める。 ブラックスミスの向こうに何かを見ているかのようだった。 見えるのは、雨の日に蹲っていた子供。 どこからか逃げてきたのか、使い物にならないと捨てられたのか。 虐待を受けていたことを物語る体は衰弱しきっていた。 こういう子供は珍しいわけじゃない。 無関心。 無気力。 外界との拒絶という言葉が近い。 しばらくは親鳥が孵ったばかりの子鳥にするように世話をしていたが、反応らしい反応もない。 自分が抱えて動かさなければ、自分からは一歩も動こうとはしなかった。 これは駄目かと思っていたのだ。正直。 そんなある日、製鉄をしていたらその子供がやってきた。 鉄を打つ音に反応したのだろう。 子供はじいっと・・・・炉の中の火と、赤く焼きあがった鉄を見ていた。 『・・・・・・打ってみるか?』 返事の代わりに一歩近づいてきた子供を自分の前に座らせて、小さな手ごと鉄鎚を握った。 それが、始まり。 「ああ、そうだ。お前の火のクレイモア、まぁまぁの出来だったぞ。俺に追いつくにはまだまだ『磨き』が足りねぇがな」 ブラックスミスの胸を人差し指だけでとんっと突く。 強くされたわけでもないのに、ブラックスミスは倒れないように一歩足を下げなければならなかった。 背を向けて出て行ったホワイトスミスの背中を、驚きの表情でブラックスミスは見送る。 「・・・・・・磨きって・・・・。これすごくキレイに磨かれてるのに・・・・?」 騎士が腰に佩いている火のクレイモアを鞘ごと握った。 ブラックスミスは胸元を押さえて俯く。 「・・・・・・・・・・・・・・」 『俺からお前への最後の教えだ。磨け。自分自身を。お前が剣を磨くように、お前も人に磨かれてみろよ。・・・・・・・そうしたら・・・・・・ちったぁ、ましな自分が出てくるかも知れねーぜ?』 「・・・・・・・・・・・・磨く・・・・?」 ブラックスミスはまだ迷うように、ゆっくりと騎士を見た。 「・・・・・・?」 騎士は小首を傾げて微笑む。 ましな自分がどんなものか、ブラックスミスには見当も付かない。 ――――だが。 「さっき・・・師匠が言ったことは本当だ」 「・・・・・・? あ・・・っ」 それが不感症に関することなのだと騎士は気が付いた。 「だから・・・・・・」 嫌になったら、とっとと出て行けと。 もうここに来るなと。 言われるのだと騎士は思った。 「だから、俺と付き合ってもつまらないだけだぞ」 「・・・・・・・・・・・・・」 それが些細な、譲歩に聞こえるのは騎士の気のせいだろうか。 ブラックスミスの表情は相変わらず不機嫌そうなものなのに、耳だけが赤い。 「それでいいなら、・・・・・な」 自分がどんなに悩んだところで、どうせこいつは好きにするのだ。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!」 騎士は肩をすくめるようにしながら背筋を伸ばした。 顔が喜びに崩れていくのがわかる。 両腕を伸ばしてブラックスミスを抱きしめた。 「はいっ!」 「ばかっ。お前・・・・っ!」 玄関が開きっ放しなのに、騎士は満面の笑顔でブラックスミスをぎゅうぎゅうに抱きこむ。 いくら人通りが少ないとはいえ、一応目の前は公道なのだ。 ブラックスミスが慌てて、玄関の取っ手に手をかける。 「大好きです」 「・・・・・・バカが」 もし今、外を歩く者がいたら、扉が閉まる直前に二人がキスをしているのが見えたかもしれない。 「大丈夫でしょうか。あの二人」 カートの中からプリーストが顔をのぞかせて背後を気にする。 ホワイトスミスは歩きながら咥えたタバコに片手で火をつけた。 「平気平気。だって、あいつ犬好きだから」 「え?」 「商人の頃だったか。俺に隠れてよく捨て犬に自分の飯をやってたんだよなぁ・・・・。不感症もさ。あいつの場合、身体的には問題ないんだよ」 先天的なものだったり、人為的に何か施されたものではないのだ。 製造中のあの姿を見てればわかる。 「・・・・・・・・・・メンタルなもんだったら、あの大型ワンコなら何とかしそうな気がするんだよねぇ・・・・・」 ホワイトスミスは意地悪げにクククっと笑った。 剣を作ってもらおうと何時間も粘ったあの男。 「あいつのしつこさは、最初に見てるからな」 自分が根を上げたくらいなのだから。 ブラックスミスが落ちるのもそう遠くないだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ありがとうございました。 |